短期集中でビジネス英語を習得して海外で活躍する方法

「海外赴任に挑戦して仕事でもっと英語を使ってみたい」「海外出張でプレゼンしないといけない! でも準備する時間がない!」

そんな忙しいビジネスパーソンの方でもビジネス英語を短期集中で話せるようになる方法があります。

その方法はずばり、英会話スクールで実際に英語をアウトプットすること。

ということで今回は、ビジネス英語を短期集中で話したいあなたに注意してほしい、英会話教室の選び方とその利用方法をご紹介します。

20年間数多くの英語教材を制作してきたメディアビーコン編集部が、短期集中でビジネス英語をマスターするためのエッセンスをお教えします。

 

 

1. ビジネス英語を短期集中で身につけるコツ

ビジネス

 

ビジネス英語をマスターする方法は1つではありません。セミナーや短期留学、TOEICの対策講座、ラジオ講座、テレビ講座での勉強など様々です。

様々な英語に触れて、単語や表現をインプットし、会話だけでなく、「読む」、「書く」のトレーニングもするというのが、総合的な英語力を上げるのに一番効果的ですが、例えば、3ヶ月後に英語でプレゼンする必要があるなど、ビジネスパーソンは限られた時間の中で明確な目標を達成する必要があります。

 

このように時間が限られている場合や、とにかく早く、最短ルートでビジネス英語を習得したいという人は、自分の使いそうな表現やシチュエーションに特化して学習するのも1つの方法です。

 

そして、そこで一番効率よくビジネス英語のスキルを向上させる手段としておすすめなのが、英会話スクールやオンライン英会話サービスです。

 

社会人向けのビジネス英語の講座を開講している英会話スクールやオンライン英会話の講座はたくさんあります。どんな選び方をすれば自分に合った英会話スクールが見つかるでしょうか。選び方のポイントをご紹介します。 
 
 

2. 英会話スクールの選び方は?選ぶときのポイント

英会話

 

英会話スクールでもオンライン講座でも、相性は人それぞれ。授業の時間も違えば、料金体系も違います。

英会話スクールでもオンライン講座でも、無料体験や数回分の無料のレッスンを実施していることがほとんどです。まずは複数参加してみて、比較してみるのがいいでしょう。

それではここからは、具体的に英会話スクールを選ぶときに見ておきたいポイントをご紹介します。

 


使える表現をインプットしやすい工夫がされている

英会話スクールと聞くと、話すことに重点が置かれがちですが、そもそも目的に応じた表現や単語など基礎的な英語力が不足している状態では、いくらトレーニングしても質の高いアウトプットにつながらず、効果はあまり期待できません。

良い英会話スクールは、講師が受講生の目的に応じて使える表現をインプットできる機会をしっかり作り、表現のインプットをサポートしているのが特徴の1つだと思います。

受講生は、その表現を学習した上でトレーニングをすることで、今まで使えなかった表現を新たに取り入れて、会議やプレゼンに臨むことができます。

マンツーマンのレッスンに比べてグループレッスンでは、個人の要望に対応するのが難しい面もありますが、それでもビジネス英語のクラスであれば、仕事で起こりそうなシチュエーションを想定したシーン別の教材を用いるなど、あらゆる英語表現をインプットできる機会を設けているはずです。 

 
 

覚えた英語表現をアウトプットする機会が多い

 マンツーマンであれば、受講生が新しくインプットした表現を使うよう講師が促すことは比較的容易ですが、グループレッスンの場合、同じグループになったメンバーによって発言の回数にばらつきが出やすいもの。

 

そんなときでも講師がうまく誘導して、できるだけ多くの受講生がアウトプットできるよう工夫している英会話スクールがおすすめです。無料体験のときにチェックしてみてくださいね。 

 
 

「ほかにもこういう言い方がある」「発音はもう少しこうした方が伝わりやすい」など、さりげなくその場でアドバイスがもらえるスピード感 

英会話中のアドバイスは、タイミングとスピードがとても大切です。

自分が発言した直後に言われないとどこが誤っていたのか、どうすればもっとよくなるのかわかりにくいので、講師がどのタイミングでアドバイスしているかにも注目してみてください。

 

 

自分に合った目標設定をサポート 

グループレッスンでありがちなのが、ただみんなで話してお終いというパターン。

それぞれの目標はあるはずですが、目標設定が明確でないとただ楽しいだけの時間になってしまいます。

少々大変に思えても、短期間で本気でビジネス英語をマスターしたいなら、毎回表現のテストがある、発音のチェックをしている、講座修了後に到達度試験を行うなどわかりやすい目標設定を通して自分の学習を後押ししてくれる仕組みがある英会話スクールがおすすめです。

毎回適度な緊張感を持って授業を受けることで、集中して学習を進めることができます。

 
 

3. 通学式英会話スクールとオンライン英会話サービスのメリット・デメリット

英語

 

「通学式英会話教室に通うか、それともオンライン講座にするか」

英会話を学ぼうと思ったときにここで迷う人は多いのではないでしょうか。

どちらにするかを決める材料として、ここからは通学式の英会話教室のメリット、デメリットとオンライン英会話のメリット、デメリットを挙げたいと思います。

 

通学式の英会話教室のメリット・デメリット

通学式の場合、講師やスクール側が学習進度を把握し、お互い直接会うことができるため、これがモチベーションにつながりやすいと言われています。

家だと自分でペースを管理できない、ついつい後回しにしがちという人にはおすすめです。

さらに、いくつかの英会話教室は、家での学習までチャットアプリを使ってサポートしてくれます。毎週1回レッスンに通うだけではなかなか上達しないもので、自習の時間をいかに確保し何を勉強するかが上達の鍵です。家での学習まで管理しアドバイスしてくれるというサービスを活用すれば、挫折することなく続けることができます。

 

一方デメリットは、レッスン時間が限られることです。週1回~2回の通学コースでは、平日遅い時間に開講しているといっても、20時~21時が一番遅いレッスンのところがほとんどです。土日だと18:00くらいまでのところが多いです。

平日の遅い時間や土日もレッスンを受けたいと思ったときには、スケジューリングが少し難しくなります。 

 

オンライン英会話サービスのメリット・デメリット 

オンライン講座のメリットは言うまでもなく、基本的に受講時間を自由に選べること。そして費用が通学式の英会話スクールと比較して安いということです。

サービスにもよりますが、24時間いつでも英語で講師とマンツーマンで話し放題というオンライン英会話も存在します。毎日授業を受け続ければ、1回あたりのレッスンが200~300円なんてこともあり得ます。
※受講可能なり時間帯や料金については、オンライン英会話サービスによって制度が異なりますので、実際に受講したいオンライン英会話サービスの公式サイトで確認してみてください。

夜しか時間が取れないという方も、子育て中で時間の確保が難しい方も、自分の好きな時間に受講することができます。

今は教材も充実しているオンライン講座が多く、ただ英語で話すだけではなく、テキストを併用して効率よく学べる工夫がなされています。

会話をするだけなら無料のアプリでも対応できますが、カリキュラムも工夫されているのがオンライン講座。ビジネスでありそうなシーンを想定して様々な表現をマスターできるよう工夫されています。

それ以外にも、TOEIC対策のテキストが用意されていて、ネイティブ講師とマンツーマンで会話力を上げながらTEOICのスコアアップ対策をすることもできます。

受講ペースを管理できたり、質問したりできる機能があるところもありますので、ぜひ活用してみてください。 

ただ、いくら好きな時間に受講できるとは言っても、同じ講師から教わりたいというこだわりがある方は、予約する際に料金が追加で発生したり、決められた時間に受講しなければならなくなったりする可能性が高いでしょう。

そして、資料を講師に見せて相談しながら練習したいという場合は対応が難しかったり、ボディランゲージが伝わりにくかったりするのも事実。

講師とのコミュニケーションがビデオ通話だけでなく、チャット形式でテキストメッセージのやりとりもできるサービスがおすすめです。

 

 

4. 日々英語力を磨くことが大切

本

 

ここまで通学式英会話スクールとオンライン英会話のメリットデメリットを説明してきましたが、やはり、ビジネス英語を短期集中で習得しようと思ったら、スクールやオンライン講座だけでは英語力向上に最大限の効果が出ません。

英会話を学ぶのであれば必ず意識してほしいことがあります。

それは、スクールやオンライン英会話を利用した英語のアウトプットは、日々のインプットがあってこそ意味があるということです。

つまり、英会話は日々の勉強の定着度チェックに過ぎないということです。普段から、本やアプリ、ラジオ、映画などどんな教材を使ってもいいので英語をインプットするようにしましょう。特にビジネス英語を習得したいのであれば、やはりビジネスの現場で頻出の英語表現がまとめてあるフレーズ集などを読んで学習するのが良いでしょう。

そして、英会話の授業を通してインプットした英語をアウトプットする練習をすることが、短期集中でビジネス英語を習得するための最大の秘訣です。

 

おすすめの本

『もし海外出張まで、あと1カ月しかなかったら!? ビジネス英語4週間集中プログラム―――会話、リスニング、文法を一気に学ぶ!』(ダイヤモンド社)
会話、リスニング、文法をこれ1冊で一気に学ぶことができます。海外出張まであと1カ月という人を対象に、無理なく英語力の底上げをすることが可能です。ニュース英語を聞いて、ビジネスパーソンに必須の社会知識に英語で触れることができますし、スピーキングのページでは、「飛行機」「ホテル」「会議」など、ビジネスシーンで頻出の英会話を学ぶことができます。

 

 

5. 短期集中でビジネス英語を身につけて世界で自由に仕事をしよう!

飛行機

 

海外出張や海外赴任を控えている人はもちろん、仕事ですぐに生かせる表現を最短で使えるようになりたいという方には、ここまで述べてきたように、英会話教室のビジネス英語講座やオンライン講座がおすすめです。

ビジネスで想定される場面は比較的限られているので、そこでよく使う表現をインプットしやすい工夫がなされているか、アウトプットする機会が多いか、自分が必要とする表現をマスターし会話のトレーニングができるかなどを確認しましょう。

また、本を使った地道な英語表現のインプットも忘れないようにしましょう。

一通りよくある場面での英語表現をマスターすれば、ビジネスシーンで英語を使う基礎が固められます。そうなってしまえば、海外赴任も海外出張もそんなに恐れなくても大丈夫です。

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

「英語が話せたら転職したい職種があるのに……」
「英語が話せるようになりたいけど、そんな時間がない……」
「どの英会話教材に挑戦しても、長続きしない……」

こんなふうに英語学習に行き詰っている方のために、最短60日でネイティブ英語が聞き取れるようになる “とっておきの方法” があります!

 

詳しくはこちら